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VOICE~制作インタビュー~

株式会社はくぶん様

UPDATE:2023-09-25

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小学生向け教材メーカー 株式会社はくぶん
大阪に拠点を置き、さまざまな小学校向けの教材を扱う企業です。
今回は、彫刻刀のイメージビデオの撮影、素材提供をさせていただき
担当の開発室佐野様にお話を聞かせていただきました。


※こちらの動画はまだ掲載されておりません。

廣川:本日はお忙しい中お時間いただきましてありがとうございます。
よろしくお願いします。
では最初に御社の会社の紹介、サービスの紹介をしていただけたらと思います。


佐野:弊社は小学校向けの教材を作っております。
「株式会社はくぶん」というメーカーです。
誰もが小学生の時に体験したことがある図工や理科キット。
彫刻刀、書道、裁縫、画材のための道具セット。
木工やオルゴールの卒業など、
小学校の商品を一貫して提供させてもらっています。


廣川:ありがとうございます。
撮影させていただいたのはちょうど7月末でしたね。

今回は撮影のみで素材の提供っていうところで入らせていただいたので、
制作を1から全部っていう形ではなかったんですけれども、まずその動画制作の目的みたいなところはどこにありましたか?

佐野:特殊な商流ということもあって、紙媒体しかユーザーに届かない状況に
動画というツールを写真以上に商品に興味を持ってもらうための装置として、利用したいと思って撮影してもらいました。
※2次元コードでの遷移を想定


廣川:なるほどです。ありがとうございます。

1番最初のきっかけは多分、MEBICさんで私が登壇させていただいたイベントで知り合わせていただいたんですけれども
他にも動画制作をされている人とかもいらっしゃったりとか、
もちろんインターネットでもすごいいろんな方々が出てくると思うんですけれども、選んでいただいたきっかけは何でしょうか?

佐野:まずイベントのテーマが、「かかりつけクリエイターを見つけよう」っていう
そこのテーマに引かれて、事前に登壇される方を調べさせてもらったときに
廣川さん目的で参加させてもらったような感じなんですよ。

お話聞いた時に、他の人も当然素晴らしい方たちが登壇していたんですが、
制作の速さとか数とかの話の中で廣川さんだけ「人」の話をしたんですよね。

その時、僕が考えているところにぴったりだなということでお仕事を依頼させてもらいました。

廣川:ありがとうございます。確かにそういう話してました。

佐野:繋がりとかね。あとはコミュニケーション力の高い人なんだろうなっていうのが伝わりました。

廣川:確かに。それは私がプッシュできることだったので、結構表に出してたのかもしれないです。
いやー良かったです。ありがとうございます。

確か名刺交換に来ていただいた時に、私がお伝えした意味消費に関して
佐野さんからすごく刺さったと言っていただいて、それはすごい覚えています。

佐野:本当にそうなんですよ。
やっぱり授業といえども、子供がそれを使って楽しかったとか、出来上がったものに対してすごく自信だったり、
好きになってもらうというところがまさに体験の、意味消費だったのかなっていうところでね。

今回撮影してもらった動画は、
見てもらうことで、子供がどういう風なものに触れて、何が出来上がるんだっていうところを
親御さんに、先生に改めて感じ取ってもらって安心していただけたらなと思います。

廣川:なるほどです。
ありがとうございます。
動画の具体的な活用方法っていうのはありますか?

佐野:僕たちがユーザーに対して設けられる入り口っていうのがどうしても申込袋などの紙媒体とかなので、
そういうところから遷移して見てもらいたいとは思ってます。

ある程度ブランディング効果にもなればいいかなと

廣川:ありがとうございます。

実は掲載が後日というところで、効果だったりとか、そういうところはまだ見れてないかなと思うんですけれども
期待している効果みたいなところってあったりしますか?

佐野:いまのところ、「あの動画良かったよ」って言ってもらうだけで成功としたいですかね。

廣川:ありがとうございます。
制作の過程で印象に残ったところだったりとか、今回結構絵コンテだったりか、
撮影前の段階でいろいろコミュニケーションをとらせていただいて
何か一緒に制作したような気持ちでいるんですけれども、その過程の中で印象に残ったところとかはありますか?

佐野:全てが印象に残ったと言ってもいいです。
私も仕事で説明動画とかを撮るので、正直自惚れがあったんです。
いざ、ドラマが入るような動画っていうのを依頼した時に、やっぱりその目線とか動き、秒数っていうのが頭に入ってなかった。
それがどんどんそこがクリアになっていくっていうのがすごく印象的でしたね。
けど
最終コンテ添削していただいてから、これを撮ればいいんだっていう気持ちで撮影してもらって
3時間すごく終わるだろうなって正直思ったんです。ですがもう全く終わらない。

廣川:そうでしたね。

佐野:もちろん、光の加減とか設備の問題とかも当然あるんですけど、思ってたよりもやっぱすごい画が飛び込んでくる。
彫刻刀にサイドから寄ってもらってはいくるくると彫りや刀を見せるところ、あそこは僕もグっときたんですよ。
音楽と合わさった時。音楽の方もだいたいこういう感じっていうので、チョイスしてもらったんですが、
もうバチっとはまっているんですよ。

廣川:本当ですか。よかったです。

佐野:切なさもちょっとありながら

廣川:ノスタルジックなというか。
エモい感じでしたね。

佐野:それなんですよ。そのエモさっていうのが、もう私が今まで撮ってたような
正しく撮ろう、正しく撮ろうっていうものにはやっぱりないんです。エモさを真似事で撮ってもそれなりのものしかできないんですよね。
加えて
モデルの女の子とかも結構発案してくれながらやってくれたので、
依頼者、カメラマン、被写体の人と人っていうのがちゃんと繋がって
撮ったのがあの映像になってるんだなって、いうふうにも思いました。

廣川:
なるほどです。
ありがとうございます。
撮影地も良かったですね。
場所はちょっと四苦八苦してしまいまして申し訳なかったのですが。

佐野:すごいいい場所でした。

廣川:公共の場っていうところもありますし、廃校といってもやっぱりいろんなタイプの廃校があるので
あのままああやって木造というか、木の床でっていうところが残っているところが結構少なかったので、すごいバチっと合いましたね。

制作時にあたって、課題だったりとか、今後もし作るのならこういう改善の仕方ができるかなみたいなのってあったりしますか?

佐野:もうもう課題ばっかりだとは思ってますね。
しっかりとしたターゲット像。この人に絶対届かせないといけないという目標を構築しないといけないですね。
そのためには、動画の種類であったりだとか、内容もちょっと現代的な思考を凝らさないといけないかなと思いました。

廣川:なるほど。
目的によってはすごく動画の作り方って変わってくるので、SNSの例えばWEB広告だったりとか。
御社はコンテンツ的には凄いたくさんあるので、発信のし方によっては継続的なSNS向けのコンテンツとかも作りやすいものではあるかなとは思っています。

私も一緒にやらせていただいて、ご相談いただいてから結構時間がたってしまったっていうのと、
また場所の確保だったりとか、ちょっとスピーディーにできたなっていう風な課題というか、反省が残っておりまして。

佐野:正直ちょっと我々が割とゴネたところ...。

廣川:とんでもございません。
でも、そういうところに臨機応変にしていくのが私の強みではありますので。

佐野:そうなんです。やっぱり動画の制作って大きく分けて3つあったと思ったんですよ。
イベントに参加する前って大体2つだったんですね。
2つっていうのが、がっちりとしたところに依頼すること。
そういうのになるともちろんしっかりと撮るんですけど、ただ僕たち芸術を撮りたいわけじゃない。

もう一つがアマチュアなりに撮るっていうか、そこそこできちゃうと手作り感があっていいよねって所はあるんですけど、
やはり柔軟にこの間を埋めてくれるやっぱこう第3のカメラマンというか、
お頼みできるところっていうのを探した時に
MEBICさんのイベントにいいカメラマンが来てくれて。
だから直接カメラマンさんで、制作作業をされる方としゃべれたので、すごく助かりました。

廣川:なるほど。
ありがとうございます。
本当に私も今そこを狙っているというか、そこが自分の強みだなっていう風に思っているところなので、
すごいお言葉を聞けて安心しました。
本当に私は大きな制作会社でやってないので、大きなセット組だったりとか、またすごい大規模なCMみたいなのはもちろん撮れないんですけど
いちクリエイターでもありながら、でもやっぱりクリエイターに寄りすぎていないというか。
やっぱりお客さんのお話がちゃんと聞けて、ちゃんとやりとりができて、柔軟に対応できるっていうところをすごく目指している部分ではあるので。
もちろんご予算だったりとか、色んな課題がある中で、そこの中でじゃあベストの手を尽くしましょうっていうところに
向き合っていけるような人でありたいというか、会社でありたいというか、そう思っているので、すごい安心しました。
ありがとうございます。

佐野:動画需要がすごい高まっているところで、
重要性をわかっているけど何から始めたらいいのかわからない経営者さんや、制作企画部門の方で必要と言われているけどわからない方とか、多分そういう人たちに廣川さんはぴったり合うと思うんですね。
作るところを分かってるから。

僕が救われた一つでいうと、噛み砕いてくれるんですよね。
恐らく僕らみたいな企画とかデザインやる人間というのは、自分のベースの言葉で喋っちゃうので。
そっちで突っ走って喋っちゃう。
それを受け止めてもらえる人じゃないと難しい。
でも需要は絶対そういうところにありますし、そういう人たちが自分も出来ないし、
欲してはいるんだけど見つけられない、みたいな。
廣川さんがそういうところに絞って、
作りたいんだけど、困ってるんだっていう人たちをどんどん救ってもらいたいなと。

廣川:なるほどです。ありがとうございます。

佐野:そうは思うものの、僕もお仕事振れなくなっちゃう。

廣川:いやいや、大切なクライアント様なので。
もうそこはもう気になさらず、本当にお気軽にご連絡頂けたらと思っておりますので。
ありがとうございます。
そしたらですね、将来的に動画制作をもしまたするとしたら、どういうところに期待をするなどありましたら教えてください。

佐野:もし次回制作するのであれば
今回のこの動画制作を踏まえて、次回はもう少しハッチャケたいなというのはあります。
あらゆるところにちょっとこうおっかなびっくり撮るんですけれども。
しっかりと楽しんでる、今度は笑顔を撮ったりとか、開放的なロケーションも含めて動画を撮ってもいいのかなと。
何かもう飛び越えちゃってもいいのかな。
それを見た人が僕小学生じゃないけど欲しいなとか、何かこれいいねとか。
出来上がったものと思いに対していいねをしてくれるのが次の目標ですかね。


廣川:なるほどです。また次回もし制作するタイミングがあれば、是非はっちゃけるところをご一緒にさせていただけたら嬉しいです。

今後もたくさん経験値を積んで制作の幅を広げていきたいと思ってますので
是非今後ともよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。

インタビュー後、提供させていただいた素材を使って、
開発室佐野様が制作された動画も見せていただきました。
とても素敵に仕上げていただき、公開がさらに楽しみです!


撮影協力:山田七帆


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